日本初の下地専門ブランド NUDYMORE EST.1998.TOKYO 日本初の下地専門ブランド NUDYMORE EST.1998.TOKYO

梅雨に現る、”クセ毛”と“クセ肌“

全国的に雨が続く今日この頃、クセ毛の方は憂鬱なシーズンですね。万年クセ毛のわたしは、クルンクルンのパーマ状態を楽しんでいます。今日は、この“クセ”について。髪だけじゃなく、実は、肌にもクセはあるのです。

「クセがすごい!」は、髪だけじゃない。

乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌…、自分の「肌質」については、誰しも自覚があるかと。でも、“肌のクセ”とは、“肌質”とは少し違います。

クセは、漢字をあてると「曲」。つまり、「折れ曲がったまま、元に戻りにくくなっている」こと。つまり、もともとの肌質に由来したトラブル症状が、顕著に出やすく&治りにくくなっている状態を示します。

クセ肌が出やすいのが、梅雨。

原因は、クセ毛と同じく“湿気”。特に、体の外側からも内側からも、湿気が悪さをしてくる梅雨は、“クセ肌”の最盛期なんです。

“うるおい”は勘違い、“蒸れ”てますっ!

肌にとって“湿度”はとても大事ですが、そこに“高温”が加わると、話は別です。湿度80%+気温29℃、これはもはや、“うるおい環境”を超えた“蒸れ環境”。蒸れた肌は、水分油分のバランスを失い、バリア機能が弱体化。

肌はしっとりなのに、小じわが目立つ、くすみがひどい、かゆみやニキビがでる、シミが浮いてきた、毛穴が閉じない…、誤魔化してきた症状が再発しやすく。

梅雨の湿気は、体内から犯す!

カラダがだるい、重い、むくむ。湿気は、脾胃の不調を呼ぶため、梅雨は、全身の栄養代謝が低下。さらに、低気圧による自律神経の乱れが加勢。カラダの不調がダイレクトに肌へと波及し、ズルズルと引きずってしまいがち。

クセ肌には、“ストパー”より“下地”。

この外側内側からのダブル湿気攻撃、どう対処しましょう。肌質矯正や体質改善は、もちろん大事。が、その効果が出る前に、たぶん、梅雨、終わってますよね…。

まずは、今すぐ、曲がった肌をなんとかしたい、そんな即効ケアとして、とっても役に立つのが「下地」。

健康な疑似皮膚として素肌をパックし、トラブルを負担なく補正しながら、蒸れた肌表面の水分油分バランスをコントロール。一日中、ニュートラルな肌状態にキープします。

もちろん、見た目だけでなく、肌の内側への湿度ダメージも軽減。日中のマイナスが減る分、夜のスキンケアの効きも良くなります。

いつでもニュートラルな肌質へ。

下地へ求めるものは、人それぞれですが、わたしは「最高のニュートラル」だと思っています。

毎日のキレイは、誰にも負けない完璧肌より、自分らしく、無理せず。個性を活かした「わたしの最高の普通」を、365日、いつもで簡単に再現したい。

まるで、「素肌が、もともとキレイな人」のような、自然体な仕上がりは、やっぱり、下地の得意分野ですから。頑固なクセ肌も愛おしいもんだ、と、梅雨のナチュラルメイクを楽しんでみてます。

イズミ ショウコ 開発&ブランドプロデューサー

化粧品業界17年。早稲田大学法学部卒。大学卒業後、化粧品メーカーでの製品企画・開発を経て、10年で独立。2016年より、NUDYMOREの製品開発とブランディングを担当。

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2020.07.08

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