日本初の下地専門ブランド NUDYMORE EST.1998.TOKYO 日本初の下地専門ブランド NUDYMORE EST.1998.TOKYO

憂鬱のワクワク 新しいコスメは“雨の日”に試す

今週の関東は雨模様、ちょっとフライングの梅雨モードです。低気圧に弱いわたしは、目覚めた瞬間から憂鬱。ドーンと重い気圧に、ベッドから起き上がるのが辛いツライ。しかも頑固なクセ毛、前髪のうねりに、一日中どんより気分です。

でも、1つだけ、たのしみも。雨の日には、新しいコスメにチャレンジできるのです。

敏感肌の研究魂と美容愛

開発という仕事柄、他社さん含め、たくさんのスキンケア・ベースメイクを試します。でも実は、超がつく敏感肌でして…。普通の人より「肌センサー」が敏感なのは、化粧品をつくる上では有利(使う人のリスクを深く把握できる)ですが、わが肌は常に新しい刺激物を塗られ、不憫な限り。。。

肌に全く害のない成分であっても、外資系は香料、オーガニックは精油でかぶれますし、シートマスクは保存剤が1~2分でジンジンと染みてきます。でも、新しい製品は、なんでも試してみたい。研究魂と美容愛は止められません。

"湿度"は、敏感肌の味方

そこで、わたしなりの工夫として、他社製品を試す初日は、なるべく湿度の高い日を選んでいます。湿度が高いと、肌表面が保湿されバリア機能が最適化。肌の敏感度も低下するので、トラブルを起こしにくく、肌を慣らすことができます。

"太陽"は、敏感肌の大敵

さらに大事なのは、「ちょっと心配かなぁ」と思う製品は、晴れた日に試さないこと。実はわたし、敏感肌どころか、光線過敏症(日光アレルギー)もあり。ちょっと紫外線を浴びただけで、赤みやヒリヒリが出ます。だから、製品の光毒性(成分と紫外線が合体して起こるトラブル)も酷く出るので、晴天の日は、朝も夜も、新しい製品は避けるようにしています。

雨の日は、絶好のチャレンジDAY

“高湿度で低UV”、まさに、雨の日は、新しい製品にチャレンジするのに最適な日。ぜひ、敏感肌で製品選びにお悩みの方は、雨の日に封を開け、少しづつ、肌を慣らしてみていっては。

わたしは、「日焼け止め」も、敢えて、雨の日から使い始めます。顔の上で化学反応を起こしてUV防御をする防御剤もあるので、デリケートな方は、特にトラブルを起こしやすいカテゴリーだと感じます。

わたしの製品は、晴天で試します

ちなみに、自分がつくる製品は、わたしのような敏感肌さんがいつでも安心して使えるよう、必ず、一番過酷な「乾燥×紫外線」環境下で、身を挺して検証をしていますのでっ。雨の日じゃなくても、安心してお試しくださいね。

これから梅雨前まで、紫外線急上昇でカラッと心地よい晴天シーズン、わたしはご機嫌ですが、わたしの肌は、さぞかし憂鬱なことでしょう。

イズミ ショウコ 開発&ブランドプロデューサー

化粧品業界17年。早稲田大学法学部卒。大学卒業後、化粧品メーカーでの製品企画・開発を経て、10年で独立。2016年より、NUDYMOREの製品開発とブランディングを担当。

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2020.05.20

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