日本初の下地専門ブランド NUDYMORE EST.1998.TOKYO 日本初の下地専門ブランド NUDYMORE EST.1998.TOKYO

最近はソープだけ?「クレンジング不要論」に一括!

「今年の春は、ファンデーションの売れ行きが悪い」。ルンルン陽気とは裏腹に、化粧品業界では、こんな不穏な声が…。続くマスク生活にリモートワーク、ベースメイクのナチュラル化は進み、下地だけ、はたまた、何も塗らないという方も増えているようです。

ナチュラル派に広まる、クレンジング不要論

ベースメイクの在り方が多様化したのはむしろ喜ばしいのですが、ひとつ、気になることが。ついでに「洗顔は、ソープだけで済ませちゃう」という方も、増えているということ。

そもそもクレンジングは負担になりそうだし、ソープだけの方が肌に優しそう。

いやいや、それは話が違うっ!クレンジングは「スキンケアのブースター」「ベースメイクの1stステップ」と主張するイズミとしては、ひとこと、モノ申させて頂きたい。

“ソープで落とせるメイク”に、クレンジングは不要?

薄メイクが主流の今、ソープだけで落とせるファンデやUVも登場していますね。たしかに、メイク自体はソープで落とせても、クレンジングには、ソープにはできない、もっと重要な役割があるんです。

<クレンジングの必要性>


①ソープでは、落とせないものがある!

外気中の汚染物質や廃棄ガスなどの化学物質は油溶性(油にしか溶けない)ものも多く、ソープでは落とし切れない場合も。また、古く固くなった角質のリセットも、クレンジングの得意技。トラブル要因にもなる頑固な角質を、肌を傷めず、緩めながら解放できるのです。



②毎晩勝手に、デトックスを習慣化!

クレンジングは、必ず、クルクルとマッサージをして馴染ませますよね。これが重要!マッサージ効果により、毎晩、血流とリンパを促進。睡眠中の老廃物やメラニンの排出機能を活性化するので、美顔ローラー三日坊主のズボラさんこそ、不可欠な習慣なのです。



③ナチュラルメイクの命、「透明度」を最大化!

「素っぴんがキレイ」なのか「素っぴんで残念」なのか。薄メイクの仕上がりを左右するのが、肌の光反射率。クレンジングは、肌表面のキメを磨き上げ、光反射率をアップします。同時に、肌内部の光透過率もアップし、肌の透明度を最大化してくれるのです。

だから、“スキンケアのブースター”

血流・リンパ・角質へのアプローチによって、化粧水や美容液など、その後のアイテムの浸透と活性を底上げします。クレンジング単体での役割は勿論ですが、まさに“スキンケアのブースター”として、全てのお手入れ効果を、より早く確実に発揮させるのです。

だから、“ベースメイクの1stステップ“

光反射・光浸透・角質へのアプローチによって、ベースメイクのノリ・発色を引上げ、モチをよくします。まさに“ベースメイクの最初のステップ”として、ナチュラルメイクに耐えうる肌コンディションへ整えるのです。

いろいろ熱く語ってしまいましたが、でも、やっぱり、クレンジングは面倒だし、肌に悪そうだし。そんなモヤモヤに、次回はお答えしたいと思います。

イズミ ショウコ 開発&ブランドプロデューサー

化粧品業界17年。早稲田大学法学部卒。大学卒業後、化粧品メーカーでの製品企画・開発を経て、10年で独立。2016年より、NUDYMOREの製品開発とブランディングを担当。

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2021.04.16

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