日本初の下地専門ブランド NUDYMORE EST.1998.TOKYO 日本初の下地専門ブランド NUDYMORE EST.1998.TOKYO

人生初の”おこもり美容”

リモートワークや外出自粛で、お家で過ごす時間が増えている方も多いかと。わたし自身、先の見えない状況にネガティブになってしまう日も。でも、そんなおこもりぎみの今こそ、ちょっとだけ気持ちを切り替えて、あらゆる新製品の実験台となってきた自身の肌を、改めて育て直してみようと思っています。


365日、わたしの肌は無休でした

美容の仕事をしている以上、毎日、たくさんの試作品を塗っては落としの繰り返し。開発に没頭してきたここ十数年、どれほど肌を酷使してきたことか。

しかし、うっかり忘れがちですが、そもそも肌は、あらゆる外界ダメージから人体を守る「バリア器官」。わたしがリフレッシュする週の休日も、年に1度のバカンスも、肌は毎日休みなく外部環境と戦ってきた…。遡れば新生児期を終えてから、お散歩・学校・仕事・買い物・お茶…、ジッとしてられない質のため、休みの日だって、一日中、家の中で過ごすことなど皆無。そう考えると、トラブルなんて当たり前、働き者の肌への感謝が止まりません。ありがとう、わたしの肌(涙)


お籠りは、最高の美容法

「老化ダメージの80%は紫外線」である以上、肌にとっては、外に出ないことが、バリアの負担を軽減させ、しかも、最善の老化予防であることは確実。そして、不要不急の外出を控えざるを得ない今、肌にとっては、二度とない休養のチャンスなのです。

ちなみに、ある著名な皮膚科の先生から伺った仮説ですが、人間を“もやし”のように、一切の紫外線を遮断した環境で育てると、80歳になっても小児の肌質を維持できるそうです。さすがに“もやし“は不可能ですが、皮膚科医監修の下、いくつかの幼稚園では、“100%UVカットの制服&窓ガラス・徹底した日焼け止め習慣”で、幼少期からの光老化プロジェクトも実施されています。


わたしのお籠り「純粋培養」ケア

なにも、特別なお手入れは必要ありません。日中の外部ダメージがないだけで、肌はその修復のエネルギーを育成に使えるので、いつものお手入れでも効果が全く変わってきます。せっかくの“もやしチャンス“、外界から離れた純粋培養な環境で、肌を育て直すコツを少しだけ。


【イメージは、“培養液で肌を満たす”】
浸透性の高い先行美容液(化粧水なども)は、バシャと浴びて終えない!目を閉じて、肌細胞1つ1つが培養液に満たされて、グングンと元気に成長する様子をイメージしながら、たっぷりの量を手で押し込みます。このイメトレは案外とバカに出来ない威力があるので、マスクで荒れた部分などは2回ほど重ねてみてください。

【両手は、超ハイスペック美顔器!】
クリーム(美容液なども)は、手のひらに出して両手を合わせるように温めてから、手のひら全体を使ってお顔に馴染ませます。体温と近い温度までクリームを温めておくことで、成分の活性が高まります。さらに、馴染ませた後は、3秒ハンドプレス。美顔器がなくても、手の熱を使って、成分を奥へ奥へと浸透させられます。

ピンチをチャンスに、キレイを蓄える

お籠りの日々は、肌の純粋培養チャンス。実際、ここ一週間、わたしの肌は調子が良いです。花粉とPM25 に加え、湿度は低いまま紫外線が強まるこの時期、肌が安定化しているだけでも、紫外線MAXの夏に向けて、かなりの肌持久力の貯金になります。

外界から離れることで、数十年分の肌疲れを癒し、これからの数十年もっともっと輝く肌を育てるために。いつもの習慣を丁寧に、お家で過ごす時間が、少しでも有意義なものになるように。そんなことを心掛けています。

少し心に余裕がある日は、ぜひ、ポジティブにご自身の肌を育て直してあげてください。すぐにやってくる夏、自分史上最高の元気肌で、思いっきりお出かけできるようにっ!

イズミ ショウコ 開発&ブランドプロデューサー

化粧品業界17年。早稲田大学法学部卒。大学卒業後、化粧品メーカーでの製品企画・開発を経て、10年で独立。2016年より、NUDYMOREの製品開発とブランディングを担当。

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2020.04.07

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