日本初の下地専門ブランド NUDYMORE EST.1998.TOKYO 日本初の下地専門ブランド NUDYMORE EST.1998.TOKYO

素っぴんが原因!? マスク荒れは、“下地”で防ぐ。

前回の「挽回編」に続き、今日はマスク荒れの「予防」について。わたしは、化粧品開発という仕事上、研究室や工場で年中マスクは不可欠。一度荒れてしまうと挽回の隙がなかったからこそ、荒れる前の予防には、特に気を使ってきました。

わたしも、人生初の「マスク荒れ」


そんなわたしも、実は、この2週間で、初めてのマスク荒れを経験しました。「これまで平気だったのに、どうして、今???」、この疑問から、以前と今で、マスクを使う肌条件を比べてみました。すると、ひとつ、思い当たるコトが。

“素っぴんdeマスク”が、肌荒れの原因!?


人と会う機会が減った今、まる一日、ノーメイクで過ごす日も。そうっ、この2週間、わたしは「素っぴん」でマスクをつける回数が増えていたんです。普段からナチュラルメイク派ですが、これまで下地だけは、必ず毎日塗っていました。

下地を塗るか塗らない、これがマスク荒れに大きく関与していたのかもっ。そこで、一旦、肌荒れが回復した後、マスクをつける時には必ず、以前の通り、下地を塗ってみました。すると、予想的中!マスクでの荒れ症状は、その後、再発しませんでした。

下地は、素肌を守る“セカンドスキン”


マスク荒れをきっかけに、改めて再確認させられた「下地のバリア機能」。下地の役目は、ファンデの仕上がりを高めるだけではありません。「セカンドスキン(第二の素肌)」として肌表面に層をつくり、肌のバリア機能をサポートしてくれます。だから、マスクでのダメージからも、密かに頼もしく、肌を守ってくれていたのです。

【マスク荒れの原因】
摩擦×乾燥×ムレ(雑菌)
 ↓
【マスク荒れの予防】
緩衝×保湿×保護 
 ↓
「下地」


逆に、素っぴんでマスクをつけるのは、まさに、「ムキ出しの肌」への拷問。無防備な素肌は、マスクに擦られ、うるおいは吸取られ、ムレムレで雑菌も増殖。毎回の些細なダメージが、あっと言う間に荒れ症状へ悪化してしまったのだと予想されます。

NOメイク、でも、YES下地!


「外出時には、マスクと下地!」、以降、わたしはコレを徹底しています。相変わらずマスク入手困難な今、ナチュラルに下地だけで仕上げてしまえば、マスクの汚れも気になりません。「マスクにつかないファンデ」を買う必要もありません。

また、気持ちの面でも、これまでの下地を塗るルーティンを欠かさないことで、美容への意識をキープできる気も。うっかり油断すると、ノーメイクにジャージがデフォルトになりそうで(笑)

そして、軽くて心地よい下地はスキンケア感覚で使えるので、普段、下地を使わない方にも、この機会に下地にチャレンジしてみてほしい!マスク荒れはもちろん、肌を安定化させ、これからの「ゆらぎトラブル」の予防にもなります。”要&急”の外出時には、ぜひ、マスクとセットで。

素肌を休ませ再育成するための「おこもり中の新習慣」として、あらためて、下地に惚れ直す今日この頃です。

マスク荒れの「挽回術」については、前回の記事をご参考までに。
「ノーメイクでも!? マスク荒れは、“クレンジング”で治す」▼

イズミ ショウコ 開発&ブランドプロデューサー

化粧品業界17年。早稲田大学法学部卒。大学卒業後、化粧品メーカーでの製品企画・開発を経て、10年で独立。2016年より、NUDYMOREの製品開発とブランディングを担当。

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2020.04.21

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